2009年7月19日日曜日

ROYAL LOCHNAGAR

ロイヤルロッホナガー12年
ロイヤル・ロッホナガー
生産者:UDV(ディアジオ社)
区分:ハイランド  地域:東ハイランド

ロッホナガーとはディー川沿いにある山の名前で、ゲール語で"岩の露出した
湖”の意味。湖の名前が、そのまま山の名前に使われ、そのままモルトの名前
にも使用されています。

蒸留年は1845年、その3年後のこと・・・

蒸留所のとなりにあったバルモラル城を、当時のヴィクトリア女王が
夏の離宮として購入しました。蒸留所の創設者ジョン・ベグがこの隣人に
「見学に是非・・・!」と、手紙を送ったところ、なんと!ロイヤル・ファミリー
が見学に訪れたのです。

女王夫妻はこのウイスキーをいたく気に入り、その後「王室御用達」を許可
する書状が送られてきたのです。以来ロッホナガーの頭に【ロイヤル】の名
が燦然と輝くようになるのです。

女王夫妻はこのモルトを愛飲して、時に極上のボルドーワインにロッホナガー
を数滴たらして飲んだとか・・・

果たしてどんな味わいになるのやら?興味のある方はお試しあれ・・・

SPRINGBANK

スプリングバンク10年

Alc.46度 700ml

原酒不足が深刻で、12年モノがこのところ
なかなか入ってきません。その代替え品かも
知れませんが、10年物を2000年に新発
売。スプリングバンクらしさ(心地よい塩っ
ぽさやオイリーな滑らかさ)を残しながら、
すっきりと切れのいい仕上がりになっていま
す。入門編にはもってこいの一本です。

SCAPA

スキャパ 14年

Alc.40% 700ml

スキャパ蒸留所がフル稼働を再開したのを記念して
詰められたNEWボトルです。
12年より、干し草、チョコ、ナッツなどの甘い香りが
強くなった感じといったらイイかな?
スキャパ特有の表現力は12年の方があるとは思う
のですが、シルキーさが増して、まったり感が上手に
表現されていて、とっても美味しく飲めるモルトです。
たった2年でこの違い!「モルト道」奥深し!!

GLENKINCHIE

グレンキンチー 10年

Alc.43%  750ml

ローランドのモルトらしく穏やかなモルト
の風味の一面もありながらスパーシー感も
ある、ドライでシャープな印象の味わいで
す。

ローランド・モルトらしく万人に受け入れ
られる整った味わいって言うのかな?

ABERLOUR

アベラワー 10年

Alc.40% 700ml

スペイサイド・シングルモルトの正統派。シェリーとバーボンの
オーク樽を使用して、最低10年熟成。

色:ゴールド
香り:りんごや西洋梨、プラムの果実香。バニラ香があり、かす
   かにスモーキー
味わい:スイートシェリー、トフィー、ミントの香りがバランス良く
     溶け合い、豊かで複雑な味わい。クリーミーでなめらか。
余韻: スパイシーな暖かみが長く続く。

やさしい口当たりと、口の中でゆっくりと解けていく濃厚な触感!
ピリリと皮膚にしみるスパイシーさと幾分ハーブ系の色合いを残し
ながら、完熟フルーツやドライフルーツ、蜜の甘い後味が印象的

帯ラベルに刻まれた“Let the deed show”(行動で示せ)の言葉
はアベラワー、およびフレミング家のモットーです。
ジェームス フレミングはアベラワーに市庁舎や病院を建設し、スペ
イ川に橋を架けるなど、街全体に後世まで残る貢献をしました。

ARDBEG

アードベグ TEN 46度 700ml

10年モノ 46VOL 700ml

既に定番アイテムとして人気のモルトです。

アイラ・モルトらしい『潮』の香りが特徴。
ややヘビーで、とてもしっかりとした味わい
でパンチも効いた印象があります。
余韻は充分に楽しめ、強いモルト独特の後味
が、やや塩っぽい辛さが長く続きます。